ダメ人間が原始時代に生まれていたら

原始時代。

人類が石槍を持って、野生動物を追っかけまわしていた時代。

食べるために狩りをして、狩りをするために食べていた時代。

 

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現代社会。

石槍は持つ事はないが、毎日職場に通勤し、会社員として労働に明け暮れる時代。

食べるために働き、働くために食べる時代。

 

 

石槍で武装したり、スーツや作業着を着たりの違いこそあれ、本質的にはそんなに変わらないと思う。

食っていくために、過酷な労働に身をささげるっていうのは大昔から変わっていない。

 

 

 

でもさ、現代社会の方が原始時代よりか、なんぼかマシだと思う。

 

狩りの最中にイノシシの牙で大怪我する心配もないし、獲物に何日もありつけなくても飢えて死ぬ心配もしなくてもいいし。

現代社会だったら、医療制度や失業保険や生活保護があるから、最低限の生活は確保できるって意味な。

 

 

 

ダメ人間なんかが原始時代に生まれていたら、速攻で村八分に遭うんじゃないかな。

狩りの生産性を下げているのにかかわらず、働きもしないで小さな社会の中で、自分の利益をだけを得ようとするヤツなんか必要ないよな。

 

狩りの集団からしたら足手まとい以外の何物でもなく、いい年齢になっても狩りの役に立たない人間だったら、集団から追い出されるだろうね。

 

そうなったとしたら、原始時代でチームプレイもしないで、自分だけで食料を確保するなんて無理だろうから、ダメ人間は速攻で孤独死、餓死決定だったんだろうね。

 

 

残酷な現実だったかもしれないが、それはある意味自然な事だったのかもね。

ダメ人間みたいな優秀どころか、劣った遺伝子が後世に残らないように自然に淘汰されたというか。

 

 

 

そう考えると、豚マーシーを実家ニートとして、両親や兄貴が優しく保護しているのは褒められた事なんだろうか。

 

豚の実家は甘いんだろうね。

 でもその優しさは、豚にとって必ずしもプラスにはならないんだよね。

 

くらげネコの親父みたいに、可愛い我が子をあえて心を鬼にして、実家から放逐しなきゃな。

 そのおかげでくらげは、自分で生きる力を身につけて、実家凱旋できたわけだし。

 

 

豚を甘やかせば甘やかすほど、豚は自分で生きる力を身につける事が出来なくなるんだけどな。

 

 

 

 

 

 

 

 

今日はここまで。

そんなとこ、オナ!

ピュッ!