①精神病院から脱走した豚(小学生編)

マーシーは、本当は精神病院から脱走した精神障〇者なのではないだろうか。

そう考えないと、支離滅裂な豚の行動を説明する事はできない。

 

真実の豚の姿を、生い立ちから10代での精神疾患発症、精神病院を脱走してブロガーになるまでを小説風に書いてみる。

 

 

 

 

豚は3人兄弟(姉・兄・豚)の末っ子として生まれた。

中流家庭で経済的には特に不自由なく育てられた。

 

姉と兄は、学業成績や学校での人間関係も問題なく、ごく普通の子供として育っていた。

しかし末っ子の豚少年は、幼少期から奇行の目立つ子供であった。

 

 

小学生時代から田代まさしのファンであった豚少年は、自分をマーシーと呼ぶように周囲の人間にも求めていた。

すぐにバレるような嘘を平気でつく子供であった。

 

豚少年は給食の時間に、小学校の先生に訴えた。

「私マーシーはお母さんにご飯を食べさせてもらっていません。だから給食のお肉を3人分は頂かないといけないのです。」

 

学校の先生は家庭内での虐待を疑い、母親にやんわりと確認する。

児童相談所も巻き込んで大騒動になった。

しかしすぐに、ただの豚少年の嘘で有る事が判明する。

 

たびたび同じような事件を繰り返す豚少年に対し、両親は豚少年は何らかの発達障害を抱えているのではないかと考えるようになった。

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 このころから周囲の気を引くため、有りもしない話を次々に作る片鱗を豚少年は見せていた。

 

 

母親に遠足のおやつ代は1万円までと説明し、おやつ代をくすねようとした事もあった。

 

 

同級生達から気を引きたいため、豚少年は平気で嘘をついた。

「私マーシーは、GBアドバンスの○○のソフトを全部持っているんだ」

「え、ほんと?すごーい。今度貸してよ」

同級生が何度頼んでも、豚少年は大人の事情で貸せないとはぐらかすだけ。

問い詰めると、そもそも豚はソフトどころかアドバンス本体さえもを持っていないことが判明する。

 

 

運動も勉強もできない。おまけに嘘つきの豚少年。

しかし、イジメられはしなかった。

 

なぜなら豚少年は、スネ夫のような狡猾さを持ち合わせていたのだ。

クラスの他のドンくさいヤツに、イジメのターゲットを巧みに変える事は、豚少年にとって朝飯前だったのだ。

 

 

 

そんな調子で同年代の子供と付き合っていた。

周囲の子供たちは、豚とは関わらないようにするのが一番と考えるようになった。

豚と同級生の距離はだんだんと遠くなっていった。

 

 

独りぼっちの豚は、近所の林道まで自転車で出かけた。

将来、自分が田代まさしのような有名タレントになった未来を妄想して、ポツンと一人でグフフと悦に入るのが日課となっていった。

将来、林道デビューする片鱗を、その頃からのぞかせていたのだった。

 

 

 

 

そして豚は中学生になった。

中学生といえば思春期、それは性への目覚め。

食欲だけではなく、性への欲求に目覚めた豚は事件を引き起こす。

 

 

 

 

今日はここまで。

そんなとこ、ほな!