豚マーシーの高原野菜バイト生活②

野菜農家の経営者、久保は駅に車を停め、先日電話面接した男を待っていた。

そう、今日から雇うことになる38歳の男と駅で待ち合わせなのだ。

 

バッタ色の軽自動車が目の前で止まり、デップリと太った100キロはあろうかという大男が車から姿を現した。

久保「こんにちは、野菜農家の久保と申します。よろしく」

 

豚「私マーシーと申します。静岡から来ました。よろしくお願いします。

学歴こそ専門学校卒ですが、そこらのマーチレベルの大卒者よりははるかにリテラシーは高く、お役に立てるかと思います。」

 

久保「あ、ああ、そう…。こちらこそよろしくね」

 

豚「心の声(こんな長野の田舎の村で農業をやっている男だ。

この無学そうな顔、高卒に違いない。私マーシーは専門学校卒、よって私マーシーのほうが格上となる)

 

一瞬のうちに豚は久保のマウントをとり、グフフと悦に浸っていた。

 

 

 

久保が車を先導する形で寮となる自宅まで案内した。

ちょうど久保の妻(51歳)が他のバイト2人を、昼休憩のために自宅まで車で連れてきた所だった。

久保嫁「マーシー君ね。10月までよろしくね。」

豚「こ、こちらこそお願いします(マーシーの目元が怪しく光り、嫁の胸のカップ数を計測する。

…Cカップだ。豚のストライクゾーンは広い。)」

 

 

他のバイト2人と、豚は挨拶を済ました。

すると、色白で口元がしまらない、どこか雰囲気の弱々しい、おそらく20代後半か?年齢不詳の女性が、母屋から出てきた。

 

久保「花子か、ちょうど良かった。マーシー君、娘の花子です。

これから働くバイトのお兄ちゃんだ。挨拶なさい。」

花子「あ、あ、こんにちは。花子だよ…。」

 

明らかに常人とは違う雰囲気、彼女に知的なしょう害があるのは明らかであった。

 

豚の目がまた怪しく光る。

豚「心の声(ぎりぎり20歳代ぐらいか…。閉まらない口元はいただけないが、胸はEカップはある。養護学校卒と私マーシーの専門卒、生物的に優位なのはどちらかなのは明らか…」

 

久保「じゃあマーシー君。寮を案内するからこっちに来て」

 

久保はまだ知らない。どんな陰獣を懐に招き入れてしまったかを…。

 

 

続くよ!